医薬品医療機器等法(旧薬事法)という法律によって日本で口紅への使用が認可されている合成色素は95種あり、この中の1群がキサンテン系色素です。
キサンテン系色素は、唇に染着しやすいので落ちにくさを追及した口紅に配合されており、蛍光色を発したり食後などに赤く色が変化するという特徴がある他、専用のリムーバーが必要です。
メイクアップの時には必要な華やかな色素も、オフの時にはしっかり落とさなければ皮膚トラブルの原因にもなりかねません。
口紅の色素は、パッケージや外箱に表示が義務づけられていますので、商品選択の目安にしてください。